【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】Amazon.co.jp「Kindle(第8世代)」 ~8,980円からのエントリーモデルが薄型軽量化。新たにBluetoothも搭載 - PC Watch

「Kindle(第8世代)」は、Amazon.co.jpが販売するE Ink電子ペーパー搭載の電子書籍端末「Kindle」ファミリにおけるエントリーモデルだ。フロントライトは非搭載、Wi-Fiモデルのみながら、キャンペーン情報ありのモデルで8,980円、セール時には4,980円で販売されるという、リーズナブルさが特徴だ。

【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】Amazon.co.jp「Kindle(第8世代)」 ~8,980円からのエントリーモデルが薄型軽量化。新たにBluetoothも搭載 - PC Watch

1つ前の世代に当たる第7世代のモデルは、発売されたのが2014年10月ということで、本製品は1年9カ月ぶりに登場した新モデルということになる。この間、ワンランク上にあたるKindle Paperwhiteは解像度を300ppiに向上させたニューモデルを投入しているが、本製品は途中でホワイトモデルが追加されたことを除けば、仕様変更もなく継続販売されてきた。

今回の第8世代のモデルの大きな特徴は、本体の小型軽量化だ。特に重量はわずか161gということで、バッテリカバーを外したKindle Oasisを除けば、最軽量クラスだったKindle Voyageの180gを下回ることになる。また他社のE Ink搭載端末と比較しても、Kobo Aura(約174g)を下回り、ソニーPRS-T3S(約160g)とは1g違いということで、最軽量クラスといっていい。一般的に価格重視でそのほかの要素が二の次になることが多いエントリークラスの製品としては異例だ。

今回はこの第8世代モデルについて、筆者が購入したキャンペーン情報つきモデル(ブラック)のレビューをお届けする。