第473回:「日産マイクラ」のBOSEに感激! カーオーディオの歴史をプレイバック 【マッキナ あらモーダ!】

初体験は、いすゞのコマソン

アップル社のBluetooth接続ワイヤレスイヤホン「AirPods」の発売が延期になった。理由は明らかにされていない。

第473回:「日産マイクラ」のBOSEに感激! カーオーディオの歴史をプレイバック 【マッキナ あらモーダ!】

2015年に発売された腕時計型ウェアラブル端末「Apple Watch」は、イタリアでハイテクに関心ある人たちに限っていえば、それなりに話題をよんだ。したがってAirPodsも発売されれば、自動車関係の新しいモノ好きが、早速耳に突っ込んでイベント会場に現れるのでは?とボクはひそかに期待している。

それにちなんで、今回は、サウンドデバイスの話をつれづれなるままに……。

東京で中学生だった1980年代初頭、筆者が初めて手に入れたヘッドホンはパイオニア製だった。

最初に聴いたのは、初代「いすゞ・ピアッツァ」のCMソングであった阿川泰子の「シニア・ドリーム」だった。頭の固い親に彼女のアルバムを買ってもらえるはずもないと諦めた筆者は、通学路にあった貸レコード店「黎紅堂」でアルバムを借りてきた。そしてヘッドホンで毎晩こっそりと聴いていたのだった。

マイクを買ってもらう前のボクが、そのヘッドホンのステレオ標準プラグを録音端子に挿してマイク代わりにしていたのも、いい思い出だ。

パリモーターショー2016で世界初公開された、5代目「日産マイクラ」。このクルマのオーディオに関する話題は、後ほど。
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こちらは、筆者が今春取材した、有名なモデルカーブランド「MRコレクション」の社長エジディオ・レアーリ氏。左手にショパールのミッレミリア、右手にApple Watchを装着。2016年2月までランボルギーニのCEOを務めたステファン・ヴィンケルマン氏も、双方を同時使用しているのを確認済みだ。
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ヘッドホンを装着し、自宅でDJを気取る中学生時代の筆者。
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