この冬のガジェットは首まわりが「アツい」! - PHILE WEB

携帯できることが身上のガジェットといえど、イヤホンは耳、スマートフォンは手、スマートウォッチは手首といったように、体のどの部分を主戦場にするか決まっているもの。1人につき1つしかない場所の取り合いという側面があることを見逃してはいけません。

ネックバンド型のスピーカーも人気です(画像はソニー「SRS-NB10」)そんなガジェットの場所取り合戦において、ここ数年でホットなもののひとつが「首まわり」。肩にかけて使うネックスピーカーが人気を集めたことは記憶に新しいはず。Bluetoothイヤホンも、紛失しがちな完全ワイヤレスを避けネックバンド型を選ぶ消費者は少なからず存在します。ホットといえば、首・肩に装着する温熱器具も人気です。マフラーやネックウォーマーといった防寒具はよく知られていますが、電気を使う首・肩用の温熱器具は機能性が身上、寒さを防ぐ/暖めるとは異なるアプローチでデザインされています。たとえば、EMS(Electrical Muscle Stimulation)。電気が筋肉へ刺激を与えることで、肩こりなど首・肩まわりの疲れを和らげようという一種のリラクゼーション機能です。EMS搭載のネックケア機器の例(画像は日創プラス「NIPLUX NECK RELAX」)首まわりを暖めることに徹した温熱器具も、付加価値を高める方向で進化しています。モバイルバッテリー機能はそのひとつで、ヒーターだけでなく電源供給用のUSBポートを装備することで、体を暖めるだけでなくスマートフォンやTWSイヤホンの充電などに活用できます。手首や耳もとに比べ首・肩周辺はスペースに比較的余裕があるため、もっと独創的な機能を持つ温熱器具が登場するかもしれませんよ?

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