実売1万8千円台で13.3型と持ち運びやすいモバイルディスプレイを試して分かったこと

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グリーンハウスの13.3型モバイルディスプレイ「GH-LCU13A-BK」。

 グリーンハウスの「GH-LCU13A-BK」は、13.3型のモバイルディスプレイだ。前回紹介した15.8型モデル「GH-LCU16B-BK」の小型版に相当し、USB Type-CとHDMIに両対応することが特徴となる。メーカーから実機を借用したので、レビューをお届けする。【写真】14型のThinkPad X1 Carbon(2019)と並べたところ

実売1万8千円台で13.3型と持ち運びやすいモバイルディスプレイを試して分かったこと

13.3型としては“そこそこ”軽量のボディー

 まずは基本的な項目を見ていこう。画面サイズは13.3型で、解像度は1920×1080ピクセルのフルHDだ。視野角は上下/左右ともに170度、コントラスト比は800:1(DCRオン時)、輝度は200ニトとなっている。ADS方式のパネルを採用しており、画面は非光沢だ。タッチ操作には対応していない。 スピーカーを内蔵する他、イヤフォンジャックも装備するなど、音声出力系は比較的充実している。これらの特徴は前回紹介した15.8型モデルと同一で、ボディーデザインなども共通だ。本体を覆う保護カバーをスタンドとして使う仕組みも変わらない。 製品ページには「軽量約500g、厚さ8.5mmの薄型軽量モデル」とあり、軽さをアピールしているが、これはスタンド兼用カバーが含まれていない値なので、それらを合わせると公称で約806g、実測では837gと、そこそこの重量になる。 本稿で過去に紹介した13.3型モデルでは、スタンド込み(ただしカバーなし)ながら500g台という製品もあるので、あまり際立った特徴とはいえない。もう一声欲しかったのが本音ではある。とはいえ、タブレットアームに取り付けるような使い方であれば、本体のみで約500gというのは、十分に利点になりうるだろう。 付属品は、USB Type-CとminiHDMIそれぞれの接続方式で利用する映像用ケーブルに加え、USB Type-A→Type-Cの給電用ケーブルが付いてくる。最近はHDMI接続時の給電をUSB Type-Cで行う前提で、USB Type-A→Type-Cケーブルを省略する製品も多いので、この点はプラスだ。ちなみに、前回の15.8型モデルはHDMI延長ケーブルが付属していたが、本製品には付属しない。 それでは、PCに接続してみよう。

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最終更新:ITmedia PC USER