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15コメント15件老舗オーディオブランドも続々と市場に参戦してきた「完全ワイヤレスイヤホン」。最新モデルをピックアップ!
オーディオ機器のメインストリームとなった完全ワイヤレスイヤホン。登場した頃は、切れやすい、音がイマイチなどさまざまな問題点がありましたが、それも今や昔。急速に技術は進化し、いまやノイズキャンセル機能すら当たり前に搭載されるようになりました。デジタル技術がキモとなるため、当初はデジタル系ブランドが目立っていましたが、通信部分にクアルコムなどの専門メーカー製パーツを取り入れることにより、老舗オーディオブランドも続々と市場に参戦してきました。そうなると、次はいかにブランドらしい音を作るか。各ブランドがこれまでに培ってきたチューニング技術を発揮した製品が数多く登場してきています。そんな、世界的な名門オーディオブランドが作り出した完全ワイヤレスイヤホンを5点ご紹介します。
1. モニタースピーカーの名門JBLの最新フラッグシップ
JBL 「TOUR PRO+ TWS」
JBL「TOUR PRO+ TWS」(2万5300円)1946年、アメリカで誕生したJBL。当初はプロ機器の性能を持った家庭用スピーカーの製造を目指してスタートしたブランドですが、その後、プロ音響機器市場からのリクエストに応えてプロ機器にも参入。そして生まれたのが名スピーカー「4300」シリーズです。その後もさまざまなプロ用モデルを手掛けますが、2000年代に入ると一般向けモデルも数多く発売。老舗の中ではデジタルオーディオに初期からしっかり参入しているメーカーのひとつで、Bluetoothスピーカーやイヤホン、ヘッドホンも数多くラインナップ。そんなJBLの最新フラッグシップが「TOUR PRO+ TWS」です。ハイブリッドノイズキャンセリング機能を備えつつ、6.8mmのダイナミックドライバーがJBLサウンドを奏でます。
2. 技術力に定評あるプロユースブランド、ゼンハイザー
ゼンハイザー 「CX Plus True Wireless」
ゼンハイザー「CX Plus True Wireless」(予想実勢価格:2万1780円)1945年にフリッツ・ゼンハイザー博士が設立した会社が起源となるゼンハイザー。当初はプロ用のマイク製造をメインにしていましたが、1960年代には世界初のオープンエア型ヘッドホンを開発。以降も主にプロ仕様のマイクとヘッドホンを中心にリリースしていきますが、実はワイヤレス技術に関してはかなり早い時期から取り組み、1957年にはワイヤレスマイクの技術を発表。そして1993年には世界初のワイヤレスヘッドホン「IS850」を発売しています。そんなゼンハイザーも、もちろん完全ワイヤレスイヤホン市場には参入していて、2020年にはフラッグシップモデル「Momentum True Wireless 2」を発売。そして今年、その技術に加えて最新コーデック“aptX Adaptive”に対応し、ノイズキャンセリング機能も搭載した「CX Plus True Wireless」を発売しています。
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