HiFiMAN「Deva Pro」
イヤホン・ヘッドホン ランキング by「フジヤエービック」2021年10月30日までの2週間集計データ専門店「フジヤエービック」(東京都中野区)提供、イヤホン/ヘッドホン/ポータブルプレーヤーの2Weeksの売れ筋ランキングBEST5をお届けします! ランキング外の「注目製品」も要チェック。前回のランキング「フジヤエービック」根本圭氏コメント全体的に前回の新製品ラッシュの影響が強く残るランキングとなっていますが、その中で今回初登場となるのがワイヤレスヘッドホン部門トップのHiFiMAN「Deva Pro」。前身モデル・DEVAも大人気でしたが、今回はなんとBluetoothユニットに内蔵されたDAC回路に一般的なDACチップではなく、ラダー抵抗変換方式のR2R DACを採用するというマニアックぶり。残念ながら昨今の中国工場における生産遅延などが影響し現在品切れですが、供給が安定すれば定番モデルの代表格になること間違いなしです。▼完全ワイヤレスイヤホン1位MARSHALL HEADPHONES「Minor III」2位ANIMA「ANW01」3位SENNHEISER「CX Plus True Wireless」4位Technics「EAH-AZ60」5位Bowers&Wilkins (B&W)「PI7」10/14発売の新製品、MARSHALL HEADPHONES「Minor III」が1位を獲得した。ブランド初の完全ワイヤレス「Mode II」に続く第二弾モデル。カスタムチューニングを施した12mmダイナミックドライバーを搭載し、パワフルでクリアなシグネチャーサウンドを再生する。充電ケースは持ち運びがしやすいようコンパクトに設計。USB Type-C端子による充電に加え、ワイヤレス充電にも対応する。▼ワイヤレスヘッドホン1位HiFiMAN「Deva Pro」2位SENNHEISER「HD 450BT」3位Skullcandy「CRUSHER ANC」4位GRADO「GW100」5位ag「WHP01K」根本氏も注目、10/23発売の新製品HiFiMAN「Deva Pro」が1位を獲得している。平面磁界型のヘッドホンでステルスマグネットを採用しており、その特殊な形状により悪影響を生む干渉を発生させることなく音をマグネットに通過させることができるという。従来より80%薄くなったという新しい振動板を採用し、素早い信号応答と豊かで精細感のある音楽の再現を可能にする。▼ワイヤードヘッドホン1位Austrian Audio「Hi-X65」2位Meze Audio「Elite」3位FOCAL「UTOPIA NP」4位GRADO「SR325x」5位Meze Audio「99 Classics」10月発売の新製品、Austrian Audio「Hi-X65」が1位に。ミキシングおよびマスタリング用にデザインされた、同ブランド初となる開放型オーバーイヤーヘッドホン。既に発売されている密閉型2モデルを含めた「Hi-Xシリーズ」のフラグシップモデル。エアフローの向上とリング磁石によるレスポンシブなインパルス応答特性を提供する「ハイ・エクスカーション・テクノロジー」に基づく「44mm Hi-Xドライバー」を搭載する。▼ワイヤードイヤホン1位SENNHEISER「IE 900」2位水月雨(MoonDrop)「Liebesleid」3位FiiO「FD7」4位See Audio「Anou」5位Unique Melody「MEST MKII」6月初日のSENNHEISER「IE 900」が1位に。同ブランド有線イヤホンのフラグシップモデルで、ドライバーユニットは従来モデル「IE 800S」の「XWBトランスデューサー」を改良した、自社開発の7mmダイナミック型「フラグシップTrueResponseトランスデューサー」を搭載。ポリマーブレンド素材の振動板はあえてコーティングを施さず、不要共振を抑えつつダイナミック型らしい低域を再生できるとする。また、ボイスコイルもIE 800Sより巻き数を増やすなど一新した。▼ポータブルオーディオプレーヤー1位Astell&Kern「A&ultima SP2000T」2位Astell&Kern「A&norma SR25」3位Astell&Kern「KANN ALPHA」4位iBasso Audio「DX160 Ver.2020」5位Shanling「M6 Ver.21」前回に引き続き、10/15発売のAstell&Kern「A&ultima SP2000T」が1位を獲得。ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの旗艦ライン「A&ultima」シリーズの第4弾モデルである。同ブランドの昨年10月発売「KANN ALPHA」が3位に。出力端子にブランド初の4.4mmバランス端子(日本ディックス社 Pentaconnコネクター)を搭載。同時に2.5mmバランス、光デジタル出力兼用の3.5mmヘッドホン出力も備え、各端子はマイクロリレーによって物理的に完全に分離され、互いのノイズ干渉を排除した「Noise-free Output」設計となっている。▼注目製品「フジヤエービック」根本圭氏による、ランク圏外、その他カテゴリーの注目製品をご紹介。○ワイヤードイヤホンTANCHJIM「PRISM」振動板素材に高分子カーボンナノチューブを採用した「第4世代DMTダイナミックドライバー」とSonion製BAドライバー2基によるハイブリッド構成のイヤホン。ステンレス製のハウジングには凸状のサファイアガラスがはめ込まれており、シルバーのケーブルと合わせて非常にきらびやかな輝きを放っています。ケーブル分岐部の人工水晶にも注目。(根本氏) ○イヤーパッドMeze Audio「Elite HYBRIDイヤーパッド」その名のとおり同社製フラッグシップヘッドホン・Elite用のイヤーパッドですが、お値段なんと税込25,300円。ちょっとしたヘッドホンそのものが買えてしまう価格ですが、Empyreanでも使用でき音質の変化も楽しめることからひそかな人気アイテムとなっています。(根本氏)
PHILEWEBビジネス編集部