スタイリッシュながら実用的で、着実にファンを増やしている「PeakDesign(ピークデザイン)」。カメラ関連のアクセサリーがメインですが、昨年秋からスマホケースおよび関連アクセサリーの「Mobile(モバイル)」シリーズを展開しています。
ピークデザインのスマホケースってどんな感じなんだろう? 一度見てみたいなーなんて思っていたら、ちょうどピークデザイン東京店さんからご連絡が。
「今なら、モバイルシリーズ全ラインアップが揃ってますよ! ぜひ来てくださいよ」
ということで早速おじゃましてきました。
布っぽいのにカッチリ硬い質感のスマホケース
ジャジャーン! こちらがスマホケースです。ループなしが「エブリデイ ケース」、ループありが「エブリデイ ループ ケース」。
「エブリデイ ケース」はiPhone 11・12/13シリーズ、Samsung Galaxy S21 5Gシリーズをラインアップ。「エブリデイ ループ ケースはiPhone12、13の各種(iPhone12 mini、13 miniを除く)をラインアップしています。
ということで早速装着してみましたが、質感が絶妙にいい! ケース厚さは2.4mm。側面と下部はやや厚めのデザイン(TPU素材)ですが、背面はナイロンキャンパス生地となっており、ファブリックな手触りで一生さわさわしていたい感じになります。絶妙なんだよなほんと。ふわふわ柔らかそうに見えますが、触ってみると結構ハードな触感ですよ。頑丈そうです。
で、背面にある四角い穴。気になりますよね? これは「SlimLink」システムという独自のアクセサリマウント。このSlimLinkに対応した便利なアクセサリーもぜんぶ揃っているというので、実際に試させていただきました。
スマホに貼りつける財布はスマホスタンドにもなる
まず僕が気になったのが、これ。スリム ウォレットとスタンド ウォレットです。スマホケースとウォレットの両方にマグネットが内蔵されているので、ケース背面に貼り付けて使うことができるお財布です。
フタ部分がマグネットになっていてパチンと閉まるのがいいですね。カードは7枚まで収納可能。
カードの出し入れがしやすいように上蓋を引き上げる構造になっています。こういう細かいところにまで配慮されているの、キュンと来ちゃいます。
スタンドウォレットはスマホスタンド一体型。一見弱々しく見えるかもしれませんが、強力なヒンジが入っているので、無段階で好きな角度に固定できます。
財布を持たずにスマホ1台でお出かけしたい。そんな願いを叶えたい方はどちらかは買っておくべきでしょうね。
「工具内蔵」がうれしすぎるスマホ三脚
スマホで撮影をする方は「コンパクトに持ち歩けるスマホ用三脚があれば...」なんて思っていることでしょう。「モバイル トライポッド」は、そんな想いを叶えてくれるモバイル三脚です。
ケース背面にマグネットでピタリと貼り付きます。使わないときは脚はしまっておきましょう。
三脚として使う場合は、3本の足を引き出します。本体を支える部分と脚の部分はボールヘッド機構になっているので自由に角度が変えられます。
上下逆に付けるとこんな状態にもできます。
なお、本体にはボールヘッドの固さ調整のためのレンチが内蔵されています。ボールヘッドって使ってると緩んでくるんですよねー。
サイドにある穴にレンチ部分を挿して調整します。工具まで内蔵されているなんてステキやん...。
ちなみにSlimlinkのマグネットはMagSafeアクセサリと互換性があります。MagSafeアクセサリと組み合わせた時のマグネット強度はケースによって異なるので、一度店頭で試してみるのがオススメです。
強力なマグネットで落ちにくい車載キット
こちらは、車載用のアクセサリー。「カー マウント」はマグネットでスマホを保持。スタンド自体は両面テープでダッシュボードなどに貼り付けて使います。「ワイヤレス チャージング カー マウント」は、カー マウントにワイヤレス充電機能を搭載したタイプ。製品にはシガーソケットアダプターとUSB-Cケーブルが付属しています。
マグネット部分はかなり強力。運転中の振動くらいでは落ちてこないでしょう(すっごい山道とかオフロードとかは落ちちゃうでしょうけど)。
バイクや自転車にも取り付けるなら「ハードロック」対応アクセサリーを
「アウト フロント バイク マウント」は、自転車のハンドルバーにスマートフォンを固定するためのマウント。「モーター サイクル バー マウント」は、バイクのハンドルバーにスマートフォンを固定するためのマウントです。
両者を見ていただくとわかりますが、マウント部に四角い突起があります。実はこれがポイント。SlimLinkにはマグネットだけで固定するソフトロックと、マグネット+アクセサリー側の2本の爪で固定するタイプのハードロックがあります。この製品はハードロック対応ということになりますね。
爪があるからといって、付け外しが面倒なんてことはありません。ケースをアクセサリーに近づけると、マグネットの力でササッとロックされます。取り外しはマウント部のボタンを押しながらスマホを持ち上げればOK。
動画でご覧いただくと、その強さがおわかりいただけるでしょう。「カチッ」という音とともに、しっかり固定されます。これなら自転車でもバイクでも安心して使えますね。
あ、でもひとつだけご注意を。SlimLinkのハードロック対応アクセサリーはMagSafeには非対応。必ずエブリデイ ケース、エブリデイ ループ ケースを使ってくださいね。
スマホでガンガン映像撮影をするなら「クリエイターキット」が欲しくなるはず
「クリエイター キット」は、スマホを撮影機材として活用するためのキット。スマホの固定はSlimLinkのハードロック。マウントアームはGo Proマウントと互換性があります。
また、通常の三脚に取り付けられる、1/4インチねじ穴付きプレートとアルカスイス互換プレートが同梱されているので、さまざまな三脚やピークデザインの「キャプチャー」などにスマホを固定できるようになります。
これ、歩きながら動画撮影したりするときに便利そう。特に横向きにするとカメラ部分が身体の中央に近くなって、より自然な映像が撮れるのではないでしょうか。
まだまだあるぞー! 「モバイル」シリーズ
そのほかにもいろいろとアクセサリーがあるのでずらっとご紹介しますね。
ワイヤレス チャージング スタンド(1万1000円)。折りたたみ式なので持ち運びにも便利。
ウォール マウント(3,410円)。壁などにマグネットでスマホを固定するためのマウント。カラーはチャコールとホワイトがあります。
レシピ確認しながら料理したりするのにいいかも。
ユニバーサル バー マウント(6,820円)。棒状のものがあればどこにでも取り付けることができるバーマウントです。自転車のハンドル、ステム、三脚の脚、ベビーカー、のぼり棒、鉄棒などなど、いろいろなところで使えます。
実はこれが一番汎用性が高いアクセサリーかも。
ユニバーサル アダプタ(4,070円)。iPhoneやGalaxyシリーズ以外のスマホを使っていて「SlimLinkしたいよ〜」と思っている方は、これを購入すればOK。お手持ちのスマホまたはスマホケースに両面テープで貼り付ければ、あっという間にSlimLinkに対応します。
「モバイル」シリーズ、全部揃えてみたくなっちゃう!
今回触ってみた感想は、「マグネット強くていろいろなニーズに対応していて、デザインがシックでかっこいい」ってこと。つまり、「全部欲しくなっちゃう」という感じです。
個人的にはスタンド ウォレットとワイヤレス チャージング カー マウントに興味が湧きました。僕のクルマ、カーナビつけないでiPhoneとカーオーディオって組み合わせなので、こういう車載用アクセサリー好きなんですよね。
みなさんもご興味があればぜひピークデザイン東京店さんにお伺いしてみては? もちろんカメラ関連アクセサリーやバッグもたくさんあるので、いろいろ欲しくなっちゃうと思いますよ!
2022年3月4日12:18 記事内の誤表記を修正しました。
Source: ピークデザイン