私たちはスマホを肌身離さず持ち歩いています。
ライフパートナーといってもいいぐらいです。週末のキャンプから帰ったら真っ先にシャワーを浴びるように、スマホだってたまには体の隅々まできれいにしてもらいたいはずです。
炭酸飲料、ほこり、正体不明の粘着物、どんな汚れも、スマホを傷めずに取り除くことができます。
今回は、充電ポートに詰まったゴミから布ケースのシミまで、よくあるスマホの汚れとその取り除き方を紹介します。
充電ポートに詰まった粘着物
ワイヤレス充電はまだ主流ではないので、現状、多くの人が充電ポートに溜まった汚れに対処しなければなりません。
糸くず、ほこりなど、ポケットやカバンに溜まるものは、充電ポートにも溜まります。こうした汚れが、ケーブルをつないでも充電が始まらない要因のひとつとなっています。
つまようじを用意して作業をはじめましょう。
木製のつまようじは割れやすいので、私はプラスチップ製のものを使っています。SIM取り出し用ピンやスパッジャが手元にあればそれでもOKです。
準備ができたら、充電ポートを明るく照らしながら、つまようじを慎重に差し込んでください。ポートの縁に沿ってやさしくゴミをかき出すようにします。
ポートを傷めないように慎重にクリーニングしてください。
AppleのLightningポートやAndroidのUSB-Cポートも同じやり方でクリーニングできます。
デバイスが少し旧型でポートがmicroUSBの場合は、つまようじを使う前に、エアーダスターを吹きかけて、汚れがとれないか試してみましょう。
内部に突き出ているコネクタは曲がりやすいので、つまようじを使うときは、丁寧にやさしく作業してください。
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スピーカーグリルの汚れ
スマホにステレオスピーカーがつくようになったのは素晴らしいことですが、その分だけ穴が増えたということでもあります。
針やSIM取り出し用ピンでスピーカーグリルを攻める前に、エアーダスターでゴミを取り除けないか試してください。
それでうまくいかないときは、硬い素材で作業する必要があるということです。
針やSIM取り出し用ピンでゴミをとるときは、細心の注意を払い、充電ポートと同じく、かき出す要領で作業します。
画面にこびりついた食べ物のカス
私はいつもレストランでひとりで食事をするときは、スマホをテーブルの上に出しておきます。
料理を一皿食べただけでも、スマホはかなり汚れます。
マリナラソース、オリーブオイルなどが画面に付いてしまったら、広がる前にナプキンで拭き取ってから、あらためて全体をきれいに拭き直してください。
自宅にいるなら、さらに徹底的にクリーニングを行ないましょう。
きれいなタオルや布ナプキンにごく少量の食器用洗剤と水を少しつけてこすり、泡立てます。
このとき、水をつけすぎないこと。スマホを拭けるだけの水分を含ませれば十分です。スマホに洗剤や水をつけても少量なら問題ありません。
耐水性のデバイスならなお安心です。表面にこびりついている食べ物のカスを拭き取った後、手を洗った後と同じく、水分を拭き取り、乾かします。
最後に、スマホを消毒しておきましょう。ホワイトビネガーと蒸留水を同量づつ混ぜたスプレーボトルを準備しておくと便利です。
消毒液をスプレーしたら、マイクロファイバークロスで拭いてください。消毒液をお店で買うなら、アルコールやアンモニアが入っていないKoala Kleanerがおすすめです。
よく食べカスをスマホにつけてしまうという人は、個別包装されたクリーニングシートを持ち歩くとよいでしょう。
正体不明の粘着物や汚れ
ケースを外したときに、スマホの裏側に正体不明の粘着物がついていたことが何度かありました。たいていは指でこするだけで落とせますが、石鹸水で濡らした布でこすってもいいでしょう。
それでもとれないときは、クレジットカードの端で、スマホの表面を傷つけないように気をつけながら、こそぎ落としてください。
しつこい汚れの場合は、除光液に浸したコットンボールでこすっておくと取れやすくなります。ただし、アセトンが入っている除光液は、スマホの塗装にダメージを与える可能性があるので要注意。
除光液は、ステッカーの剥がし残しなど、頑固な粘着物だけに使うことをおすすめします。
画面に付着した化粧品や化粧水
電話で話したがる旧友とおしゃべりするのは素晴らしい体験ですが、スキンオイルや化粧品で画面が汚れてしまうのが難点です。
自宅にいるなら、アルコールやアンモニアが入っていないKoala Kleanerを吹き付け、マイクロファイバークロスで拭き取りましょう。
外出先なら、マイクロファイバークロスで拭くか、上で紹介したような個別包装されたクリーニングシートを使ってください。
脂や指紋がつくのを防ぐために疎油性のスクリーンプロテクターを買うようにと勧めてくる人もいますが、きっと暑い夏の日でもフルカバーのファンデーションを使わない人なのでしょう。
一番いいのは、ビデオ通話に切り替えて、スマホを顔にくっつけずに話せるようにすることです。
スマホケースの汚れ
安いプラスティックのケースであれ、精巧につくられた布ケースであれ、こまめにクリーニングすれば寿命を延ばすことができます。
プラスチックケースが汚れているなら、食器用洗剤を入れたぬるま湯に浸してから、歯ブラシでこすってみてください。
硬いブラシがこびりついていた汚れをやわらかくしてくれます。インクや乾燥した食べ物がついているときは、タオルに万能クリーナーを少量スプレーして拭き取ります。
どちらの場合も、スマホを戻す前にケースをよく乾燥させてください。
この方法でうまくいかないときは、70%以上の消毒用アルコールに浸したコットンボールでこすってみましょう。
布ケースにも歯ブラシは有効です。
石鹸水にケースを浸してこすり洗いをして、しつこい汚れには少量の重曹を使ってください。洗い終わったら、自作、またはお店で買った消毒液を吹き付けておきましょう。
充電ケーブルを拭く
私のPixel 3の充電器は白色で、いつも旅行やハイキングから帰ってくると、薄汚れた感じになっています。
ぬるま湯に石鹸を溶かし、きれいなタオルに染み込ませて拭けば、こうした汚れを落とすことができます。
このとき、ケーブルを水に浸けないように注意してください。しつこい汚れは、ぼろきれに万能クリーナーをつけてこすってみましょう。
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Florence Ion - Lifehacker US[原文]