新型ランドクルーザー300 絶好調の滑り出しの実状と異例の「誓約書」


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新型ランドクルーザー300 絶好調の滑り出しの実状と異例の「誓約書」


■予約開始から2週間足らずで年間計画の4倍以上を受注!

<2021年8月2日、14年ぶりにフルモデルチェンジして登場した新型ランドクルーザー300が絶好調の滑り出しを見せている。年間販売計画5000台に対して、7月1日から13日までの約2週間での事前予約台数は2万1500台に達した。このまま推移すると納期が4年以上になってしまうので、トヨタ販売店は一時予約受注の受付をストップし、対応策を検討するという異例の措置を取ったほどだった。

<7月1日から13日までの事前予約の段階でトータル2万1500台の台数は、いくら人気が高いといっても、2週間足らずで年間の生産計画の4倍以上は売れ過ぎの感がある。そこでトヨタは販売店の担当者からの事情聴取や営業担当者などを通じて実情を調べたようだ。その結果、かなりの地域で輸出業者が数十台単位でまとめ買い(事前受注段階)をしていることが判明したようだ。その台数は、分かっただけでも2000台以上といわれる。それが7月中旬頃の一時オーダーストップの措置となったといえる。

■売れ筋グレード

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