ニュース ノラ・ジョーンズ、デビューアルバムの20周年記念盤リリース決定 最新リマスター&未発表音源を収録

ノラ・ジョーンズ

ニュース ノラ・ジョーンズ、デビューアルバムの20周年記念盤リリース決定 最新リマスター&未発表音源を収録

ノラ・ジョーンズのデビューアルバム『ノラ・ジョーンズ』(原題:Come Away with Me)の20周年記念盤が、スーパー・デラックス・エディションとして4月29日にリリースされることが決定。最新リマスターを施し、22曲の未発表音源が収録される。【全ての画像】『ノラ・ジョーンズ』スーパー・デラックス・エディション画像2002年にブルーノートからリリースされた『ノラ・ジョーンズ』は、発売後20カ国でチャート1位を獲得し、これまでに約3,000万枚のセールスを記録。そしてグラミー賞ではアルバム・オブ・ザ・イヤー、レコード・オブ・ザ・イヤーを含む8部門を受賞し、ローリング・ストーン誌からは「史上最高のデビュー作のひとつ」と絶賛された。CD3枚組となる今作は、ノラ本人とデビューからノラを手掛けてきたブルーノートのイーライ・ウルフが監修。Disc1には当時マスタリングを手掛けたテッド・ジェンセンによるオリジナルアルバムの最新リマスター、Disc2には最初期に制作されブルーノートとの契約のきっかけになった完全未発表の最初期デモ音源11曲と、デビュー当初にプロモーション用として制作されたレアEP『ファースト・セッションズ』が収められている。そしてDisc3には、ブルーノートとの契約後クレイグ・ストリートのプロデュースでレコーディングされたものの、当時のブルーノート社長ブルース・ランドヴァルの意向によりアルバム収録が見送られた音源を収録。ニューヨークのオールエアー・スタジオでレコーディングされたため「オールエアー・セッションズ」と呼ばれるこれらの音源は、「セヴン・イヤーズ」「フィーリン・ザ・セイム・ウェイ」「ザ・ロング・デイ・イズ・オーヴァー」の3曲が追加の録音とミックスを経てアルバムに収録された以外はお蔵入りとなっており、全13曲中11曲が完全未発表となっている。今回収録曲より「カム・アウェイ・ウィズ・ミー(オルタネイト・バージョン)」の先行配信がスタート。また、オリジナルアルバムの最新リマスターを収録した通常盤(SHM-CD、SACDの2形態)も同時発売される。ライナーノーツはノラ自身が執筆。その中でノラは自身のデビュー作について「このアルバムは信じられないほど誇らしく、一緒に作ってくれたみんなにとても感謝しているわ。最初の試みとしては良かったと思うし、その時の私音楽的を本当に捉えていると感じたから、最高に誇らしく、望んでいたことを全て実現出来たプロダクションだった。アルバムとしてリリースする前に、いくつかの異なる道を探ることができたことにも今はとても感謝しているわ。レーベルも含め、誰もこのアルバムがこれほどの成功を収めるとは思っていなかった。ブルース(・ランドヴァル)とブルーノートの特別なチームには、自分のサウンドを見つけるチャンスを与えてくれたこと、そして私の思うような作品を作らせてくれたことに一生感謝したい」と語っている。また、今回の20周年記念盤のリリースについては「未発表だった音源を聴き返して、誰も聴いたことのないアルバムの別世界にタイムスリップしたような気分になったわ。クレイグ(・ストリート)に今回のリリースについて話をしたら、彼はエンジニアのトニー・マセラティに録音のバランス調整を依頼したらどうかと提案してきたの。これで私のボーカルがより前に出てきて、当時22歳だった小さな自分が新しいことに挑戦し、周りの音楽にうまく溶け込んでいたのをようやく聴きとることが出来たわ。過去20年間に1度しか聴いたことのないこのセッションを再び振り返ったとき、素敵な驚きがあった。クレイグと再会し、当時のセッションを今回仕上げることができて凄くうれしい。私は彼から多くのことを学んだの。私はオールエアー・スタジオで過ごしたあの時間を夢のようなファンタジーのように考えていて、これらの録音を聴くと今でもそのような気持ちになるのよ」とコメントしている。<リリース情報>『ノラ・ジョーンズ』スーパー・デラックス・エディション2022年4月29日(金) リリース