『Sonos Roam』2万3800円。カラーはルーナホワイト(写真)とシャドーブラックの2色展開。サイズは幅168×高さ62×奥行き60mm、重さ430g。500mlペットボトルよりも小さく軽いです。
女性が使いやすく、毎日がちょっと楽しく便利になるデジタルガジェットを、ライターの太田百合子さんが解説!
IP67準拠の防水・防塵に対応
サイドにはボリュームや再生/一時停止、マイクのミュートなどができるボタンも備わっています。
バッテリーはフル充電で、約10時間の連続再生が可能。USB-Type Cのケーブルを接続するほか、『iPhone』などと同じワイヤレス充電にも対応していて、置くだけで充電ができる専用の充電台(6480円)も販売されています。もうひとつ同じスピーカーを買い足せば、ワイヤレスなステレオサウンドシステムにも。このコンパクトさで、ここまで色々な機能が詰め込まれたスピーカーは、ちょっとほかにないかもしれません。肝心の音質もかなり良くて、大音量ではもちろんボリュームを小さく絞っても、奥行きがあってかつクリアなサウンドが楽しめます。先日キャンプ場で試してみましたが、ほかのキャンパーさんの邪魔にならないようボリュームを極小まで絞っても、心地良い音楽に包まれることができました。このスピーカーには、置いている場所や再生する音楽にあわせて、自動的にサウンドをベストな状態にチューニングしてくれる「Trueplay」という独自機能が備わっているのですが、その効果かもしれません。防水&ワイヤレスなのに加えて横にも縦にも置けるので、設置スペースの少ない浴室で使うのにも良さそう。ボタンによる操作もできますが、アップルの「AirPlay 2」という規格にも対応しているので、『iPhone』とつないだ場合には、Siriに話しかけてボリュームを変えたり、曲送りをしたりすることができます。わざわざ濡れた手で、『iPhone』を操作しなくていいのもお風呂向き。秋の夜長の半身浴のお供におすすめです。
太田百合子